r_shibataの備忘録

大学院で研究したり,コーヒー入れたり,マジック勉強したり,ITの勉強したり...

言語化について

経緯

先日、ソニックガーデンの倉貫さんのイベントに参加して、言語化とはなんぞや。ということに気づいた気がするので、メモとして吐き出してみたくなった。

現象

ソニックガーデンの倉貫さんは、難しい言葉や新しい言葉を使わずに、真に言い表したいことを話しているなと感じる場面があった。 代表例が「納品のない受託開発」である。受託開発や納品は少し専門用語には寄っているが、言葉は複数の意味を持っていない。 さらに簡単な言葉を使ったとしても、お客さんに商品を納めることがないシステム開発。といった具合かと思う。

言語化とどう紐づくか

私のよくある言葉の扱い方に多いのが、流行り言葉や「やばい」といった、意味のまだ固まっていない言葉を使って会話をしている風を装うことだ。 なぜよく使うかを考えると、言葉の意味がその場所の状況や流行によって決まることで、その場では意味を他人に説明したり考えたりすることをしなくてよいからだと感じている。逆に考えると、流行り言葉や「やばい」という言葉は後から文章で見返しても意味が通じなくなるということでもある。 つまり、言語化という作業を真に行うためには、時代やその場の状況によらない言葉を使う必要があるということに私は気がついた。 倉貫さんは事業を言い表すのに、言語化を正確に行なっていると気づいた。

今の自分が考える言語化とは

早速、今の気づきを実践してみる。 自分にとっての言語化とは、物事や概念を、時代や状況に左右されない形で言い表す作業である。 言い表す言葉として使用できるのは一般的に通じる言葉だけである。 もし仮に新しい言葉を使って一言で言い表すとしたら、時代や状況に左右されない言葉で丁寧に定義して、常に人々に意味が通じるまでに行動で示し続けることをしないといけない。

その他の気づき

私が人に話をする時は主語をつけずに述語だけを使うことが多かった。 次に同じ状況が起きたら、一度時間をかけて主語の言語化を行ってみたいと思う。